ほんとに気をつけてください

雪の日です。山へ仕事に向かう峠道、気を付けていたはずなのに、ハンドルを少し動かしただけなのに、車は滑ったのです。そんなときに限って、対向車。もう私の車はどうしようもないのです。「よけてー!」と叫んだのもの束の間。『ドグッ』鈍い音がして、車はぶつかりました。幸い自分の体は大丈夫。あたふたする自分の気持ちも抑えつつ、「大丈夫ですか?すみません・・・。」向こうの車はエアバッグが出ている。「お怪我はありませんか?」エアバッグのおかげだろうか、今のところ大丈夫なようだ。事故で動かなくなった2台の車。警察をとりあえず呼んだ。修理の話などになってきた。「保険ですか?ええ、入ってますよ。もちろん自賠責に。えっ?自賠責保険は相手の修理代は出ないんですか?なんですかそれ?」向こう側も困った顔になってしまった・・・。

ここで改めて

自賠責保険(強制保険)

相手の傷害(後遺症)・死亡の時にのみ保険金が支払われます。修理費用は払われません。

傷害・最高 120万円

死亡・後遺症 最高3000万円

 

この額は全て穏便に解決できる額ではありません。事故は健康保険も使えません。一生を一瞬でふいにしないように、他人の人生も守れるように、今一度、自分の保険を見直してください。

 

 

山で働く人の先月のほぼノンフィクションでした。